日本の水生植物 | 水生植物図譜 |
ヤナギゴケ科 Amblystegiaceae |
■絶滅危惧種表示:環境省レッドリスト2015準拠 ■外来生物表示:外来生物法第八次指定 |
genus search ヒメヤナギゴケ属 |
ヒメヤナギゴケ属 Amblystegium |
標準和名 | ヤナギゴケ(不詳) | 学名 | Amblystegium riparium (不詳) | 生活型 | 多年草 | 自生環境 | 湖沼 |
環境省レッドリスト2015:記載なし アクアリウムで用いる「ウィローモス」という苔類があるが、直訳すれば柳苔、本種であるが詳細は不詳。おまけに苔類は同定が難しく「ヤナギゴケ」を調べてみても様々な姿の苔が出てくる始末で完全な同定ではない。 多少水質の良い湖沼、河川、稀に水田でも見つけることが出来る。水槽や睡蓮鉢に導入してみた経験ではショップで販売しているウィローモスと草姿、育ち方はまったく同じである。同一種と断定しても良いと思うが、苔類は微小な相違によって種を特定しており誤認を避けるため「不詳」とさせて頂く。尚、学名及び分類は本種をヤナギゴケとした場合のものである。 画像は湧水河川から引き上げたものであるが、河床を埋め尽くす繁茂が見られた。ベントスや小さな甲殻類、水生昆虫なども潜んでおり生態系で重要な役割を担っていることが推測される。 (P)2005年7月 東京都 |