日本の水生植物 | 水生植物図譜 |
オシダ科 Dryopteridaceae |
■絶滅危惧種表示:環境省レッドリスト2015準拠 ■外来生物表示:外来生物法第八次指定 |
genus search オシダ属 |
オシダ属 Dryopteris |
標準和名 | タニヘゴ | 学名 | Dryopteris tokyoensis (Matsumu. ex Makino) C.Chr. | 生活型 | 多年草 | 自生環境 | 湿地 |
環境省レッドリスト2015:記載なし 湿地に自生する大型の夏緑性多年草シダ。葉を叢生、直立させ、1m以上にまで伸長する。草体が全体的に堅く大型で強靭なヘゴ(木本シダ、南方種)の名を冠している。胞子嚢(ソーラス)が大きいのも本種の特徴。胞子嚢は羽片の中肋寄りに並ぶ。下画像左、中央付近、一枚めくれた羽片に視認できる。 自生地がその名の通り谷筋であるため、平野部の多い当水系では稀。関東地方では千葉、埼玉、東京、神奈川でRDBに記載されている。茨城県では筑波山塊や阿武隈山地南部の谷筋で見ることができる。 (P)2013年8月 茨城県 |
2013年8月 茨城県 |
同左 |