日本の水生植物 | 水生植物図譜 |
カワゴケ科 Fontinalaceae |
■絶滅危惧種表示:環境省レッドリスト2015準拠 ■外来生物表示:外来生物法第八次指定 |
genus search カワゴケ属 |
カワゴケ属 Fontinalis |
標準和名 | ノコギリカワゴケ | 学名 | Fontinalis duriaei Schimp. | 生活型 | 多年草 | 自生環境 | 湖沼 |
環境省レッドリスト2015:記載なし 関東地方では茨城県北部の一部地域でのみ発見されている植物。イトヨ(魚類)の保護のための水域整備事業の過程で発見されたが、たまたま地縁があり周辺調査も含めて見て来た。整備地区以外に周辺の湧水には相当数が自生しており、よく探せば他のエリアでも見つかるかも知れない。 以前アクアリウムで出回ったことがあるウスキシメリゴケ(モス・フィラー)によく似ているが、ウスキシメリゴケは文献やWebで調べても正体不明で、同種かどうかは不明である。こちらは当該地区のものを専門機関が同定し、ノコギリカワゴケの和名でイトヨとともに水族館で展示されている。 本種に関しては分類に疑義がある旨、ご連絡を頂いたが藻類の分類には様々な見解があり正直なところ真偽は不明。地元の機関、研究者の見解として暫定的に「ノコギリカワゴケ」とさせて頂く。 (P)2010年3月 茨城県 |
2010年5月 茨城県 |
同左 |