日本の水生植物 | 水生植物図譜 |
ヒメシダ科 Thelypteridaceae |
■絶滅危惧種表示:環境省レッドリスト2015準拠 ■外来生物表示:外来生物法第八次指定 |
genus search ヒメシダ属 |
ヒメシダ属 Thelypteris |
標準和名 | ヒメシダ | 学名 | Thelypteris palustris (Salisb.) Schott | 生活型 | 多年草 | 自生環境 | 湿地 |
環境省レッドリスト2015:記載なし 湿地や水田に普通に自生する夏緑性のシダ類。根茎が発達し、刈り取っても根絶できない駆除難種雑草でもある。晩夏〜秋にかけて胞子葉を形成し、胞子によっても増殖する。草丈は30〜50cm。やや浅水から立ち上がるものは草体が小型化する傾向がある。 同じような環境にあるシダ植物、ヒメワラビ(ヒメシダ科ヒメシダ属)は葉が大型で三角形状となるので判別できる。またやや草姿が似るイヌシダは完全な湿地には侵入してこないことで判別できる。湿地植物ではあるが、水没して長期間生育することはできない。通常は抽水もせず、湿生して生育する。 (P)2011年8月 茨城県 |
2011年8月 茨城県 |
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