| 日本の水生植物 | 水生植物図譜 |
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アカザ科 Chenopodiaceae （APGⅣ：ヒユ科 Amaranthaceae） |
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■絶滅危惧種表示：環境省レッドリスト2017準拠 ■外来生物表示：外来生物法第八次指定 ■植物分類：APGⅳ分類 併記 |
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genus search アカザ属 |
| アカザ属 Chenopodium |
| 標準和名 | アカザ | 学名 | Chenopodium album var. centrorubrum | 生活型 | 一年草 | 自生環境 | 水田 |
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環境省レッドリスト2017：記載なし 水田の畔や用水路際などに自生する一年草。畑地や路傍など乾地にも生え、完全な湿地植物というわけではない。葉は食用になり、同じアカザ科のホウレンソウに似た味がするが、スイバ（タデ科）のようにシュウ酸を多く含むため茹でる必要がある。生食は適しない。また民間薬レベルで薬草としての用い方があり、草体を乾燥したものは歯痛、のどの痛み、虫刺されの痛みなどに効果があるとされる。 葉は菱状卵型、成長期には生長点が赤くなる。茎は直立し秋に木質化するが、この茎を使用した杖は高級品とされネット通販で検索してみると2～3万円で販売されている。また最近、アカザの花粉が花粉症の原因の一つになると判明したようだ。 (P)2003年9月 茨城県（自宅育成） |
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| 2015年11月 花穂 茨城県 | 同左 菱状卵型の葉 |
2015年11月 茨城県 
2005年11月 茨城県 |
| 標準和名 | シロザ | 学名 | Chenopodium album L. | 生活型 | 一年草 | 自生環境 | 湿地 |
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環境省レッドリスト2017：記載なし 田の畔などに自生するアカザ科（APGⅣ分類ではヒユ科）の一年草。アカザとは変種関係にあるが、シロザが母種とされている。若葉には表面と裏面とも白い粉状の物質に覆われて白く見えるのが和名由来。この時期には食用にもなる。 一説にはアカザよりも小型という話があるが、当地ではアカザとともに1mほどに育っている。畑地や路傍など乾燥した土壌にも見られるが、これらの場所では矮性化が見られ、草丈20cm長程度で結実する株も見られることから水分と成長度合いの関連が推測される。 葉は有柄で下部の葉が菱状卵形、上部は長卵形～披針形、先端は多くの場合鋭形で不規則な鋸歯がある。花は頂生と腋生のものがあり、円錐状となる。その他特徴はアカザとほぼ同一である。 (P)2015年11月 茨城県 |
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 2015年6月 茨城県 |
 同左 |