日本の水生植物 | 水草事始 水草を見学する |
Botanical garden |
埼玉県環境科学国際センター |
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【概要】 本来は、環境問題に対応するための試験研究機関だが、研究成果展示の一環としてビオトープや植物展示を大規模に行っている。特に我が国にすでに2ヶ所しか自生地の残されていないサワトラノオの維持を行っており、開花期にはロビーで展示も行われる。 ビオトープ(生態園)のコンセプトは二次的自然で、農村の自然を意識した作りとなっている。従ってため池や小河川など水場も多く、自然発芽したと思しき植物も多く、多種多様な里山植物を観察できる。 他県からはアクセスが激悪で、ちょっとした旅になってしまう。別に呼ばれたわけではないので行かなくても良いのだが、なにしろサワトラノオの展示を行っているのはここだけである。日本に2箇所しかない自生地よりはマシ、と考えた方がよい。(我が家でも毎年開花するようになったが展示は行っていない) また隣接するビオトープ公園も自然度が高く、様々な湿地植物を観察できるので、コスパを考える方はこうした場所も含めて交通費や時間の「元を取る」と思うしかない。 |
水生植物マニア的見所 |
【水生植物】 何と言ってもサワトラノオ。上記したように湿生・水生植物はそこそこ種類が多く楽しめるが、ここに来なければ見られないという程のものはない。(近隣の方は除いて)従って行くとすればサワトラノオの開花時期の5月だが、5月と言っても上旬と下旬ではまるで違う。開花期は1か月も続かないのでHP等で確認が必要。自分が訪問した際にはこれだけ遠い場所に行って空振り、というのが嫌だったので事前にメールでお問い合わせさせて頂き、展示開始とともにご返信を頂く事ができた。 隣接する水辺を中心とした大規模な自然公園や周辺に広がる水田地帯や水路も興味深い。渡良瀬遊水地の南部地域はもともと希少な水生植物が多い地帯で、綿密に見て歩けば意外に多くの種類が見られる可能性は高い。
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