【水生植物】
名称からして「食虫植物群落」であり、希少な食虫植物の種類が多い。上記のように開花時期もネットで分かる上に、無料配布資料や現地の案内板などで告知されるので分かりやすい。また貧栄養湿地を維持するための大型陸上植物の刈取など適切なメンテナンスもボランティアによって行われているので環境が安定している。
食虫植物以外もRDBクラスの湿地植物が多く、季節ごとに開花するので年に何度も楽しめる場所である。また関東地方の湿地植物見学地の西の横綱、渡良瀬遊水地と比べてかなり限られた面積なので目的の植物にたどりつく確率が高く、さらに案内板や無料ガイドの存在によって確実に見たい植物を見ることができる。私にとって最高の見学環境である。長く維持して欲しいものだが、植物採集や木道以外への踏み込みといった基本的なルールに反する人間がいなければ可能、簡単なことなので見学される方は遵守して欲しい。
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植物種が掲示された看板 |
他であまり見られないイシモチソウ |
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よく見ると地表いたるところにコモウセンゴケがある |
伊藤佐知夫生家、野菊の道など「ついでの観光」も可 |
(P)四季折々、様々な希少植物が開花する(ウメバチソウ)
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